こんにちは、キム兄です。
「親や先生は偏差値で志望校を決めろと言うけど、それって変じゃない?」
「やりたい仕事に関係ある学校を選べれば、偏差値なんか関係ないと思う!」
「それでも学校は偏差値の高い学校に行け!っていうんです」
なかなか難しい問題だと思いませんか?
- 偏差値が高い→いい学校
- 人より偏差値が高い生徒→優秀な生徒
果たして本当にそうでしょうか?
学校の先生や親は『偏差値』というモノサシでキミたちを評価しようとします。
しかし、何の目的も無いのに偏差値の高い学校に行くのが、本当に正解なのでしょうか。
今回は『偏差値』にまつわる話を、ぼくの体験談とともにお話していきます。
目的が無いのに大学に行っても仕方がないのでは?

まずは大学の話をします。
大学選びの際、偏差値は学校のレベルを計るに重要です。
ちなみに東京大学の偏差値は67.5~72.5、京都大学の偏差値は70~75。
偏差値は高いですが、じゃあみんなが東大や京大を目指せばいいのかというとそうではありませんね。
キミたちには大学に行く目的があるはず。
目的を達成できないのであれば、東大や京大に行っても意味はありません。
将来の選択肢を広げるために偏差値の高い大学を選ぶのは『正解』なのか?
例えば、東京大学に受かったとしましょう。(話を簡略化するために学部は省いています)
東京大学に行ったからといって、選択肢の幅が広がるのでしょうか?
確かに、官僚や政治家、国家公務員といったハイスペックな職業が視野に入れられると思いますが、逆にハイスペックすぎて視野が狭まってしまう恐れもあります。
例えば、東大生なのに車が好きだからという理由で『自動車整備士』になったらどうでしょう。
そういった方もいるかもしれませんが、極めてまれです。
むしろ、東大を出て自動車整備士になった人より、自動車整備の専門学校を経て自動車整備になった人のほうが、現場では喜ばれるかもしれません。
仕事には『適正』というものがあるんです。
だから偏差値の良い学校に行くべき!ではなく、自分のなりたい職業に合った学校に行くべき!が正解です。
高校は偏差値で選んでもよい…が、落とし穴も多い。
高校は偏差値が高い所に行ったほうが、大学を選ぶ際に選択肢が広がります。
これは間違いありません。
しかし、下手に偏差値の高い学校に通ってしまうと、授業についていけない可能性がでてきます。
せっかく偏差値の高い学校に合格しても、授業についていけず成績が悪かったら、選べるはずの大学を選べなくなってしまいます。
これじゃ意味がないですよね。
むしろ、少し偏差値を落とした高校に行って、自分のレベルに合った環境でじっくり学習したほうが大学の選択肢は広がることすらあります。
だから高校も偏差値のみで選ぶのでなく、自分の能力や将来つきたい職業から逆算して選ぶのも大事です。
偏差値が大きく違っても同じ職業だ
ぼくは理学療法士という仕事をしています。
理学療法士ってどんな仕事?と興味のある方はこちらのブログを見てね!
理学療法士の仕事を徹底解説!理学療法士が活躍できる分野や、仕事内容とは?>>>
簡単に言えば病院でリハビリをする仕事ですが、ぼくの出た専門学校の偏差値は51くらいです。
でも、世の中には偏差値が63くらいの専門学校もあります。
でも、偏差値51の学校を出たぼくも、偏差値63の学校を出た人も同じ理学療法士です。
違いは全くありません。
地頭の違いはあるのでしょうが、それでやれる仕事に差がでることはありません。
何を言いたいかというと、偏差値が低い学校を出ても、資格取得という目的が達成できればみんな同じということ。
だから偏差値はあまり気にしなくてもいいんじゃないかなぁ?と思いますけどね。
自分の未来に100%の正解はない、あるのは過去にだけ
進路に悩んでる人の多くは「自分の進みたい未来がわからない」と思っています。
だからといって、とりあえず偏差値のいい学校に入っておこう!という考えは危険だと警告します。
どんな道がキミの前に現れても、選ぶ先に100%正解はありません。
あるのは、ぼくらが歩んできた過去のみです。
「あの学校に行って良かったなぁ」
「あの選択をして100%満足している」
そう思えるかどうか。
そして、その100%満足ができるかは、キミが目の前の事に全力で取り組めるか?にかかっています。
ぼくは理学療法士になるために、偏差値63の学校は選びませんでした(選べなかった、が正解ですが・・・。)
でも、偏差値51の学校を出ても理学療法士という国家試験に合格しました。
専門学校じゃなく、大学に行けばほかの職業にも就けたかもしれません。
でもぼくは、この仕事を選んでよかったと思いますし、偏差値の高い学校で挫折するより、偏差値の低い学校で国家試験に合格できたのですから、過去を振り返っても100%満足しています。
キミたちには、目先の偏差値ではなく、もっと先を見据えた進路を選んで欲しいと願っています。
どんな道を選んでも後悔のないように、精一杯歩いていきましょう。
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私たちミラブロは「好きな事を仕事にして楽しんでほしい!」と思う反面、「基礎的な知識はあったほうが良い」と考えています。
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今日からキミは変われます。