人それぞれ『今』にいたるまでには、きっと何かしらの「きっかけ」や「出会い」があったはず。
たとえば高校進学時には親のすすめにうながされたり、尊敬する先生に憧れて教師になる道を選んだり…。
こういった、自分にとって重要な「きっかけ」や「出会い」のことを、大人たちは『人生のターニングポイント』と呼んでいます。

新しくなったミラブロメディアでは、この『ターニングポイント』にフォーカスし、たくさんの人の生き方や働き方・活動について取り上げることにしました。
その目標は、なんと1万人。
ミラブロではこれを『#1万人のストーリー』と名付けました。
今回、ご自身のターニングポイントを話してくれたのは福富 馨さん。
福富さんは海外でモデルとして活動するという華やかな経歴をお持ちです。
いったいどんな事がターニングポイントになったのか、とても気になりますよね。

話を聞くのが楽しみだね♪
#1万人のストーリー File No.20 福富 馨
さっそくですが、モデルを始めたきっかけから教えてください。
20代の頃に自分で何となく写真を送ったのですがほぼ全滅……。
それから10年たち、改めて自分の進路を見つめ直した時、もう一度挑戦してだめなら諦めようと思い立ち、モデルの世界の門戸を叩きました。
地域に住む住民の健康を守る仕事です。そのあとは大学院に進学し、高齢者の健康に関する研究活動をしていました。
きっかけは何だったんですか?
そこで知り合った友人がミラノでモデル活動していて、彼女から「一度ミラノも挑戦してみたら?」と言われ、渡航を決断しました。
たまたま最初の事務所に所属できたので、そこから日本とミラノの往復生活が始まったのです。
インターネットで検索してモデルスクールを見つけ、そこで半年間レッスンを受けたあと、大阪の事務所に所属しました。
よっぽどの逸材でない限り、すぐに仕事はありません。
モデルの仕事内容とは?
海外では雑誌やショーの仕事もあり、海外の方が幅が広かったです。
でもこれは自分がどんなタイプかによるので、あくまで私の場合の話です。

福富さんのターニングポイント
大学院で自分のやりたいことや興味あることを「研究」という形で仕事にしている方々と出逢い、「やりたいことをやる人生」って何だろうと考えた結果、もう一度本気でモデルに頑張って取り組んでみて、だめならそこで諦めようと思っていました。

私はそのタイプではないし、年齢のハンデもあったのでとにかく必死でした。
外見的なことだけでなく、内面的なことも含めて、自分と徹底的に向きあうことはとても辛く、大変な作業でした。
海外に行くようになって、少々のトラブルでは動じなくなったこと、英語が身に付いたこと、外国人とも気兼ねなく話せるようになったこと、フットワークが軽くなりました。
福富さんの少女時代
体を動かしたり表現したりすることは元々好きだったので、モデルのポージングやウォーキングも好きな表現の1つだったんだな と今振り返れば思います。

情報発信の重要性
モデルは仕事に受かって初めて表にでる仕事です。表の部分は本当に輝かしいです。
しかし、その表に出るまでにはとてつもない苦労があります。
オーディションに当日呼ばれる。
苦労して現地まで行き、何時間も並んだのに数秒で帰される。
直前まで受かったかどうかやきもきさせられたり、せっかく受かった仕事も直前でキャンセルされると、苦労は絶えません。
でもどんな状況でも常に自分をパーフェクトな状態で維持しないといけない。今日よりも明日の方がより良い自分になっていないと、仕事は取れません。
通常、モデルは受かった後の「表の部分」しか見せません。見えない部分の苦労をわざわざ見せて「勝ち取った仕事」って誰も言いたくないですよね。
でも私はそれを逆手にとって、下積みや苦労した「見えない部分」「見せたくない部分」を敢えて見せようと思い、モデル活動の全てを、特に裏の部分に焦点をあててブログやnoteで発信しました。

今後はこれまで自分が得た経験やキャリア、人とのつながりを活かして、健康、ファッション、アートと地元奈良県の資源を活かして、ふるさとに貢献できたらいいなと考えています。
今はわからないことがあればほぼ何でも調べられる時代です。
あとになって「あの時●●しとけばよかった」とならないためにも、やらない後悔よりもやって後悔でいけいけドンドンでとりあえず一歩踏み出してください。
編集後記
華やかな世界の裏には人知れぬ努力や苦労があるんですね。
モデルというだけでもすごいのに、海外で仕事をするなんて誰にでもできることではないでしょう。
しかし、福富さんはある小さなきっかけで、夢を実現されました。
みなさんも「自分には無理」と最初から諦めないで、ぜひチャレンジしてみましょう。
きっと素敵な世界が広がるはずです!
福富さんがモデルとして活動した3年間、ミラノやロンドンで知ったことは、すべてnoteに書いたそうです。
「海外ってこわいな。でも興味ある」って人にはおすすめ。
無料版もあるので、一度読んでみてください。
自分の進路を考えるうえで、きっと参考になるはずですよ!
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中高生が安心して「今」を楽しめるように、ミラブロはできるだけ大勢の「ターニングポイント」を募集しています。
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では、次回もおたのしみに〜!!
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