部活辞めたい、けどなかなか決断できずに悩んでる人や、実際にどう辞めたらいいか分からない人・・きっといっぱいいますよね。
「先生や親に反対されそう」
「学校ではぶられないか心配」
「内申にひびいたらどうしよう」・・など
辞めたいと思っても勇気がいるし、なかなか簡単には決断できないもの。
そこで、部活の辞め方や注意点など、できるだけ「上手に」部活を辞められるようポイントをまとめました。
部活を辞めたいけど、どうすればいいか分からないという人には一度読んでもらいたいです!

部活を辞めたい理由を考えぬこう!
部活を辞めたいと思ったときに最初にすること、それは
辞めたい理由がなんなのか、考え抜く!
理由を考え抜くことは、部活を辞めることを誰かに相談するときや、辞めた後に後悔しないためにも大切。
自分の気持ちを整理すること
自分の気持ちを整理するって、実はけっこう難しいんです。
「部活行きたくないな」→「でも親に反対されそう」→「辞めたあと何かやりたいわけでもないし」→「帰宅部になったら友達にハブられそう」→「やっぱり続けたほうがいいかな」
こんな感じで周りの反応や想像に振り回されていては、自分の気持ちが分からなくなってしまいます。
なぜ行きたくないのか、どこが嫌なのか、なぜ楽しくないのか・・
何かに不安を感じているのかもしれないし、誰かの言動に傷ついているかもしれません。
簡単ではありませんが、自分の心の声にだけ耳をかたむけましょう。
みんなだいたい引き留める

「続けることに意義がある」
「ときには忍耐も必要」
そう言って引き留める人も多いと思います。
「なぜ辞めたいのか」はっきりと答えることができれば、しつこく説得してくる人も減るはず。
逆に、相談している中でキミが悩んでいる問題が解決するのであれば、辞めることを考え直してみてもいいかもしれません。
マイナスをプラスに変える!

「部活を辞める」ということは、たいていの場合マイナスと感じてしまいます。
だから辞めることに後ろめたさがあったり、周りに引け目を感じたり、とにかく落ち込むことが多いのではと思います。
しかし、自分が部活を辞めたい理由はなんなのか、とことん考えていくとその先には自分の幸せがあることに改めて気づくはずです。
辛いことから逃げてばかりではダメなんじゃないか、自分がもう少し辛抱強くなれば・・と思う気持ちも分かります。
だからこそ「辞めたい理由」にまっすぐ向き合ってほしい。
部活を辞めることは、マイナスではなく自分にとってプラスになるんだ!と思うことができたらベスト!
辞めたあとの行動もきっと変わってきますよ。
「部活辞めたいんだけど・・」信頼できる誰かに相談してみよう

部活辞めたいな・・と思って実際に辞めるまで、自分一人だけでもんもんと悩んだり不安になったりしていると、だんだん苦しくなってきます。
親や先生、友達でもいいですが信頼できる誰かに相談してみましょう。
ただし、相談するとき気をつけてほしい点があります。
それは、辞める理由によっては相手を選んだ方がいいということ。
辞めたい理由もさまざまですが、いくつかのケースごとに辞め方や注意点などを考えていきましょう。
顧問の先生や部員同士など人間関係のトラブル

人間関係で悩んでいて辞めたいと思っている人は多いかもしれません。
- 顧問の先生やコーチが嫌
- 部活内でイジメがある
- 部員同士のケンカが多い
顧問の先生やコーチが嫌だという場合、同じ部活の子に相談すると事態が悪化する可能性があります。
なぜなら相談した子に共感してもらえるとは限らず、相談がきっかけでギクシャクしてしまったり相談相手を怒らせてしまったりする場合もあるからです。
逆に部員同士のトラブルの場合、顧問の先生やコーチに相談すると、たいていの大人はなんとか解決してキミを引き留めようと「話し合い」を試みるかもしれません。
もしキミが部活を辞めることをすでに決意しているのなら、関係を悪化させる可能性がある話し合いはしない方がいいでしょう。
辞めたい理由が人間関係という場合は、他の部活に入っている(または帰宅部の)友達や親など、できるだけキミの部活と縁がない人に相談して客観的に話を聞いてもらう方がいいですよ。
相談した上で、必要なら顧問の先生などには「本当の理由」は言わずに、他の理由を伝えた方がいい場合もあります。
他にやりたいことがある!
部活を辞めて他にやりたいことがある人も中にはいると思います。
- 他の部活に入りたい
- バイトがしたい
- 勉強に専念したい
1年生なら、最初に入った部活がなんとなくしっくり来なくて、他の部活に挑戦してみたいと思うこともあるはず。
または家庭の事情や受験を意識して、バイトや勉強に時間を使いたいという人も。
いずれにしても、自分の気持ちを素直に顧問の先生に伝えてみるのが一番いいと思います。
部活に入っていない、いわゆる帰宅部の友達に相談してみるのもオススメ。
部活がない学生生活の実態を聞いてイメージを膨らますこともできる上、相談しておくことで、キミが帰宅部になったときの味方になってくれるはずです。
モチベーションが下がってしまった

- ケガをしてしまった
- なかなかレギュラーになれず楽しくない
- 心身ともに疲れてしまった
モチベーションが下がった状態で部活を続けるのは、けっこうシンドいと思います。
熱血コーチ、上昇志向の高いチーム・・となると、余計に自分と周りとの気持ちのギャップを感じてしまい、どんどん楽しくなくなりますよね。
顧問の先生やコーチに「モチベーションが下がってしまった」と素直に相談してもいいかもしれません。
ただ親に相談するときは、「辞めた後どうするか」をある程度考えてからの方がいいはず。
実際に辞めるとき

自分の気持ちの整理もつき、周りに相談をした上で、じゃあ辞めます!となったら・・次はどうすればいいのか?
相談は別の人にしたとしても、実際に辞めるときには顧問の先生またはコーチに話をすることになります。
原因が顧問やコーチ本人だった場合は、本当の理由は言えませんよね。。「家庭の事情」や「勉学優先」など、やむを得ない理由を使いましょう。
退部届は必ずしも必要ではありませんが、顧問の先生に直接伝えられない場合などにも使えるので用意しておくといいですよ。
昔と違って、部活動は学校と切り離されたものという認識が浸透してきています。
部活を辞めたからといって内申点が低くなる、ということはありませんが、心配なら担任の先生や進路指導の先生などに相談してみるといいと思います。
辞めた後がいちばん肝心

部活を辞めた後に、気をつけてほしいこと。
部活や部員、顧問の先生についての悪口は言わない!
部活の友達と多少ギクシャクすることもあるかもしれませんが、周りに悪口など言わないことが自分自身のためにもなります。
グチや悪口はいつの間にか学校中をめぐって、キミの居心地が悪くなるかもしれません。
グチや悪口が原因で、他の部員の子を傷つけてしまうかもしれません。
とにかく辞めたあとはキレイさっぱり、自分自身に目を向けて過ごしましょう。
悩みに悩んで部活を辞めることを決めたはず。
心身が疲れていた人はしばらくゆっくりするのも良し。
ただし、、長い人生の中でも学生でいる時間はほんのわずか。
とにかく興味のあること・新しいことにチャレンジしてみましょう!
部活を辞めて何をしていいか分からなくなったキミにオススメは・・
- 本を読む!(一番オススメ)
- プログラミングや語学などのスキルを身につけてみる!
- 絵を描いたり、文章をかいたり、写真を撮ってみたりして、発信する!
- 遠出をしてみる!
最後に:部活の上手な辞め方と注意点
もちろん部活は続けたほうがいい時もあります。
でもそれは、充実感や楽しさを感じたり、自分らしく過ごせていたりすることが前提。
部活に限らず、肉体的・精神的に嫌なことをされていたり、すごく辛い思いをしていたりする場合はすぐにSOSを出しましょう。
- 辞めたい理由を考え抜く
- 相手を選んで相談する
- 退部届を用意して、先生またはコーチに辞めることを伝える
- 退部と内申点は基本的に関係ない
- 新しいことにチャレンジしてみる