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反抗期の中学生に困っている親がこどもにすべき対応とは?

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こんにちは、理学療法士のキム兄です。

私は理学療法士という仕事をしている傍ら、子どものスポーツに関しても指導を行っています。

 

子供の反抗期で悩んでいませんか?

自分も反抗期はあったのですが、いざ親の立場に立つと子どもの反抗期ってどうやって対処したらいいか分かりませんよね。

頭ごなしに叱りつけても余計に反抗してくるし、放っておいても心配だし…。

そこで今回は、理学療法士という医学的な側面から反抗期を紐解き、親としてどう対処したらいいかを検討していきたいと思います。

 

そもそも反抗期って何?

【定義】

自我の発達過程において,周囲のものに対して否定的・反抗的態度が強く表れる時期。自我が発達してくる三,四歳頃のそれを第一反抗期,自我の独立を求める青年期初期のそれを第二反抗期という。

 

反抗期はいつから始まるの?

反抗期は男の子なら10歳、女の子なら11歳くらいから始まります。

反抗期のきっかけは様々ですが、子供が「今の生き方に違和感を覚える」「いままで普通にしてたことを受け入れられなくなる」などがきっかけに始まるとされています。

 

特に思春期と同時期に反抗期が始まるのは、体や周囲の変化に心が追い付いていかないからだそう。

  • 異性が魅力的に見える、逆に不潔に思える
  • 自分の体の急激な変化に戸惑う
  • 周囲の反応が変化する

思春期には大きく体が成長しますが、体だけでなくこころも発達します。

この時期に反抗期が重なるのは、ごく自然なことです。

 

そして、その「発達」(いわゆる変化)はめちゃくちゃ急激なので、それに心がついていけずストレスを感じます。

そのストレスの発散方法が「反抗」として出てくるんですね。

 

反抗期の対象

いくら反抗期といえども、だれかれ構わずに反抗するわけではありません。

先生には普通に接するし、友人とも仲良く過ごせます。

じゃあ誰に反抗するのというと、一般的には「親」です。

特に母親に反抗期の矛先が向けられるようになるようです。

 

最初はいう事を聞かない事から始まり

  • 暴言
  • 無視
  • 暴力

などに繋がっていきます。

お母さんは本当に大変です。

 

でも最初に言っておきますけど、子供があなたに向かって「死ね」「ウザイ」「消えろ」と言ってきても、それは本心じゃありません。

自分ではどうしたらいいか分からなくて、とりあえず身近な悪口を放ってるだけなので真に受けないようにしてください。

子供は親の事が大好きだという事を忘れないでくださいね。

 

なんで反抗期があるの?

こころの成長のため

12歳くらいから思春期に入り、体の変化が起こります。

  • 体毛が濃くなる
  • 性的興奮を覚える
  • 体の一部が成長し肥大する

思春期の子どもは身体的な成長が起こるのが思春期です。

これ、かなり驚くと思うんですよ。

いままで生えてなかった所に毛が生えてくるんですから。

お父さん、お母さんと同じようなところに。

 

嫌ですよね、マジで。

めちゃくちゃ戸惑います。

私だって明日起きたら髪の毛が全部抜けてたり、歯が抜け始めたらビビりますよ。

そしてなんとなく周囲に当たり散らしますよ、ストレスで。

それと同じです。(たぶん)

 

思春期の子どもは急激な成長に伴い、体は大人に近づきます。

でも心はそんなにすぐに成長できません。

それこそ、体は大人・頭脳は子供の逆名探偵コナン状態になるので、戸惑い不安やストレスを感じまくります。

その変化を受け入れるために、反抗期は必要なんです。

 

医学的にも、例えば脳梗塞で麻痺になってしまったとして、それを受容するまでに様々な葛藤が起こります。

有名な障害受容のプロセスの分類に「コーンの分類」というものがあります。

このプロセスは、突然の身体障害(後天性障害)を患った方の障害受容の過程を示しています。

【コーンの分類】
  1. ショック期
    大きな混乱により、事態を理解できていない期間
  2. 回復期
    障害がなくなり、すぐに治ると思っている期間
  3. 非嘆期
    希望を失い、無気力で回復意欲を失っている期間
  4. 防衛期
    「これまでと何も変わらない」と思いながら、それまでに行っていたことに執着する期間
  5. 適応期
    障害は「人と違う部分」であるだけで、悪いものではないと受容する期間

 

このように、障害を受容するためには、5つのプロセスを踏むと言われています。

これは思春期に自分の体の変化を受け入れるプロセスとほぼ同じです。

自分の体の変化を受容できあに期間が反抗期で、それを受容できる⑤適応期になれば、反抗期は終わります。

 

反抗期の特徴

反抗期は男女差があるようです。

【男の子の場合】
  • 母親に暴言を吐く
    うるせぇ!分かってんだよ!黙れ!など(父親にはあまりしない)
  • 暴力的な言動を吐く
    しね!殺すぞ!消えろ!など(父親にもする場合がある)
  • 物にあたる、大きな音を出す
    壁を殴る、物を壊すなど(でも本当に大切なモノは壊さない)
【女の子の場合】
  • 男っぽい言葉遣いをする
    俺、てめぇなど
  • 母親に暴言を吐く
    うるせぇ!分かってんだよ!黙れ!など(父親にはあまりしない)
  • 部屋に閉じこもる
    食事の時間も出てこない。夜中にコソコソ食べる。

 

他にも共通的な反抗的態度として

  • 無視する
  • 挨拶や返事をしない
  • 変な服装をする
  • 不良的な行為を試す(酒・たばこ)

などがあります。

あなたもやってましたよね?

私はやってました。

 

さらに大きな特徴として「反抗相手は両親・先生に対してで、その他の人には優しい」というもの。

両親には反抗的だけど、おじいちゃん、おばあちゃんには優しかったり、弟、妹には優しかったりします。

そう、反抗期の人は「弱者には優しい」んです。

かわいいね。

 

反抗期の対処法

根掘り葉掘り聞かない

  • 学校はどう?
  • 勉強した?
  • レギュラー取れそう?
  • 好きな子できた?

クソうっせーです。

親として子供の事をたくさん知りたいと思うかもしれませんが、子供には子供のライフスタイルがありますし、テリトリーもあります。

そこに踏み込むのは親と言えど許されません。

子供に根掘り葉掘り聞くのは小学3年生くらいまでとし、子供が話してくるまで親からは多くを詮索しないようにしましょう。

 

少し距離を置く

子供はメチャクチャかわいいです。

1歳だろうが10歳だろうが15歳だろうが可愛いもんです。

でも思春期になったら、少し距離を置くようにしたほうが良いです。

「パパ嫌い」「パパとお風呂に入らない」

私はまだ言われたことがありませんが、娘が小学4年生になった時点で少しずつ、一緒にお風呂に入る機会を減らしています。

今では一緒に寝る機会も減らしています。

本当は子供とずっとベタベタしていたいのですが、それが発達を阻害したり、反抗期を助長する可能性もあります。

親としては少し寂しいですが、少しずつ距離を置き、家族というコミュニティからもっと広いコミュニティに旅立っていく子供を見守るほうが良いと思います。

 

親は絶対に暴言を吐かない

  • 子育てに失敗した
  • お前はうちの子じゃない
  • 出ていけ

これ、親は言ってはいけません。

最初に述べたように、子供が暴言を吐いたとしてもそれは本心じゃありません。

一次の気の迷いです。

子供があなたに向かって「死ね」「ウザイ」「消えろ」と言ってきても、それは本心じゃなく、自分ではどうしたらいいか分からなくて、とりあえず身近な悪口を放ってるだけなので真に受けないようにしてください。

子供は親の事が大好きだという事を忘れないでください。

だから親は、子供に対して暴言を吐かないようにマジで注意してください。

売り言葉に買い言葉なんて言葉もありますが、子供に対しては通用しません。

どんなにイライラしたり、子供のことで情けなくて悲しい気持ちになってしまったとしても「子ども自身を否定する言葉」は発しないように!

 

反抗期は、こどもが甘えてきている期間です。

自分が大人になる境目で「まだ大人になりたくない」と駄々をこねている期間なんです。

可愛い子どもに対し、カッとなって某げにゃ暴力を振るってしまうかもしれませんが、大人の先輩としてグッと堪えてください。

この反抗期を過ぎれば、20歳を過ぎれば、普通に接してくれるしお酒も飲んでくれますよ。

 

まとめ:反抗期の中学生に親がすべき対応とは?

  1. 根掘り葉掘り聞かない
  2. 少し距離を置く
  3. 親は絶対に暴言を吐かない

反抗期は、子供もけっこう苦しんでいます。

一度経験している我々でも、その対処法って分からないです。

暴言を吐かれてもカッとせず、お互いの存在を求め合っていくことが必要です。

その為には、少し距離を置くというのも重要かもしれません。

 

決して投げ出してしまうことなく、より良い関係を結ぶためにも、親としてよいふるまいをしていきましょう。

なんなら無視してもいですよ、逆に。

ただ悪い方向(他人に危害を加えるような方向)に向かいそうなときは全力で阻止してください。

【反抗期の悩み相談ダイアル】
  • チャイルドライン(NPO法人チャイルドライン支援センター):0120-99-7777
    18歳までの子どものための相談先です。チャイルドラインの受け手と1対1のチャットで話すことができます。お名前などを登録する必要はありません。相談は無料です。
  • 子供のSOSの相談窓口(文部科学省):0120-0-78310
    子供たちが全国どこからでも、夜間・休日を含めて、いつでもいじめやその他のSOSをより簡単に相談することができるよう、全都道府県及び指定都市教育委員会で実施。電話すれば、原則として電話をかけた所在地の教育委員会の相談機関に接続。
  • 子どもの人権110番(法務省):0120-007-110
    法務局・地方法務局の職員、または人権擁護委員が、皆さんのお話を聞いて、どうしたらいいか一緒に考えます。相談は無料、相談内容の秘密は守ります。子どもだけでなく、大人もご利用可能です。

 

子供のイライラ予防に必要な栄養補給

思春期・成長期・反抗期の子供のイライラの原因はカルシウムが不足しているからと言われてきました。

カルシウムと「イライラ」についての研究報告は特にないんですけど、カルシウムは脳の興奮を抑える働きがあります。

だから興奮状態の「反抗期」の子供には少なからず効果があると思われます。

また、反抗期のこどもの多くはカルシウムが不足しているのは明らかになっています。

普通の食事から十分な栄養素を取れないので、サプリメント等で補うのが今の時代のやり方です。

反抗期の子供の興奮を抑えるのに役立つサプリメント・プロテインをご紹介します。

 

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プロテインタイプですが、飲みやすく吸収も良いのでお勧め。

水や牛乳に溶かす必要があるので少し面倒ですが、飽きずに飲めるし効果も出やすいと思います。

カルシウム以外のミネラルやビタミンも豊富で、コスパもいいので、反抗期の子供に試してみてはいかがでしょうか。