こんにちは、理学療法士のキム兄です。
私は理学療法士という仕事をしている傍ら、子どものスポーツに関しても指導を行っています。
スポーツ少年団に入団しようとしている保護者の皆様に伝えたいことがあります。
実は親同士のトラブルが割と多いんです。
スポーツをする子供の保護者の役割は多岐にわたり、思っている以上に大変なんですよね。
そんな中で、こども同士のトラブルや親同士のトラブルが発生します。
そのトラブルをこじらせると、喧嘩やいじめの原因になったり、チームを変えざるを得ない状況になることも。
もちろん、保護者である親同士も陰湿ないじめ、仲間外れ、最悪の場合うつ状態になることもあります。
そんなトラブルに巻き込まれない・巻き込まれても上手く立ち回れるために、こどもをスポーツ少年団に入団させる前に知っておいた方が良いことを、この記事でお伝えします。
スポ少の保護者ってめんどくさいの?
スポーツ少年団とは、1962年に財団法人日本体育協会が創設した歴史あるスポーツクラブです。
こどもたちはスポーツを楽しむだけでなく、学習活動、野外活動、レクリエーション活動、社会活動、文化活動などを通じて協調性や創造性を養い、社会のルールや思いやりのこころを学びます。
スポーツ少年団ですが、もちろん女の子も参加できますし、女の子主体のミニバスやバレー、ソフトボールなども盛んです。
詳しくはこちら≫スポーツ少年団とは – スポーツ少年団 – JSPO (japan-sports.or.jp)
- 費用が安い
- こども主体のスポーツ団体
- 地域の同年代のこども・保護者が参加
- 親の手伝いが必要
スポーツ少年団は、塾やスクールと違い、お金を払って預ければOKというわけではありません。
費用が安い分、親の手伝いも必須で、お茶の用意や子供の送迎、連絡網などのお手伝いが必要になります。
単に「お金が安いから」という理由で参加すると、結構大変な事になるので、自分の時間や家族と相談して参加することをおすすめします。
スポーツ少年団の親の仕事
スポーツ少年団は保護者の力も借りて成り立っています。
チームによって違うはあるものの、親の力にかなり頼っている場合が多いんです。
- 練習の付き添い当番
- お茶当番
- 連絡係
- スケジュール管理
- 出欠管理
- 試合や遠征の車出し
- 会計系
- イベント係
- 試合ビデオ撮影・写真係
このような仕事を当番制で役割分担しています。
これを「めんどくさい」と感じる方も多いと思います。
しかし、スポ少は普通のスポーツクラブより金額が安いのは、こういった保護者の手助けがあってこそなんです。
「仕事が忙しいから出来ない」「やりたくない」というのはあまり良い印象を受けません。
それこそ、保護者トラブルの元になるので注意しましょう。
スポーツ少年団の費用
スポーツ少年団の費用は、月謝が1,000~3,000円くらいです。
スイミングスクールの費用が6,000~8,000円と考えると、やっぱり安さが魅力ですよね。
もちろん、道具をそろえるのに費用はかかります(基本的に道具は貸出なし)が、安くスポーツが出来るのは嬉しいです。
ただし、強豪チームにはいると遠征費・宿泊費・送迎費・ガソリン代などもかかってくるので、その点は注意したほうが良いと思います。
また、費用が安い分コーチや監督を保護者にお願いすることも多く、習い事に比べると指導の質が下がってしまう可能性もあります。
当然、設備にも差がありますので、安いからOKではなく、設備や指導力なども加味して選ぶことが必要になります
スポーツ少年団で内申点は上がる?
スポーツ少年団に入ることで、内申書の点数が上がる場合があります。
地域によっては、スポーツ少年団を「特別活動の記録」として捉え、点数化したり本人評価の参考にすることで内申資料の一部として使われます。
つまりボランティア活動と同じです。
スポーツ少年団で活躍すれば、中学・高校で特待生候補となったり、履歴書に記載することもできます。
スポ少の保護者トラブルがめんどくさい?
スポーツ少年団の保護者のトラブルで多いのがこちら
- 忙しいなどを理由に親の役割に参加しない
- こどもがレギュラーになる為に媚びへつらう
- 親が練習メニューや試合に口出しする
- 勝たせたい親、楽しませたい親の温度差
- まわりの人の悪口、陰口、噂話
これはスポーツ少年団のみならず、PTAや運動会などの学校行事でもあるあるだと思います。
場合によっては、あなたが悪者になってしまう事も。
こんな人が周りにいたらどうすればいいのか、解決策はこちらの記事にまとめているので、ぜひご覧ください。

親のトラブルは親が悩む
親同士のトラブルって本当に多いんです。
スポーツ少年団は地域のコミュニティなので、トラブルが発生してしまうとものすごい速さで噂が広まってしまいます。
あまりひどいと、その地域にいられなくなってしまう・・・なんてことも。
そんなことは稀ですが、親同士のトラブルは子供同士のトラブルより根が深く、長引いてしまうことが多いんです。
トラブルに発展するのは、たいていトラブルメーカーとなる親がいます。
基本的にはその親を見極め、可能な限り近づかないようにすべきです。
保護者間のトラブル以外での親の悩み
保護者同士のトラブル以外で、親が悩むことと言えばこどものことです。
- 練習を嫌がる
- いじめ・嫌がらせ
- まわりに比べて小さい
- 成長が遅れている気がする
- 試合に出させてもらえない
練習を嫌がったり、いじめがある場合はスポーツ少年団を辞めてしまっても良いと思います。
別の所属チームもあることですし、スポーツを絶対にしないといけない義務はありません。
ただ、こどもの成長が遅かったり、上手くならないのはちょっと気になりますよね。
努力してるのに試合に出させてもらえなかったり、試合に出ても活躍できない。
でもこどもの成長って本当に個人差があります。
よく4月生まれと3月生まれでは同じ学年なのに身体機能の差が全然違うと言われます。
これは当たり前ですよね。
0歳と1歳の差と、19歳と20歳の差は同じ1歳差だけど中身は全然違うことが想像できると思います。
こどもって不思議なもので、ずっと頑張ってもできなかったことが少し時間を空けるとなぜか出来るようになっていることがあります。
うちの子は竹馬の練習をしていましたが、ずっと乗れなくて半年くらい諦めてた時期があったんです。
半年後、ふと何の気なしにやってみたら乗れた!なんてことが普通にあります。
今できなくても良いんです。
長い目で、温かい目で子供を見守ってあげてください。
それが親の役目ですから。
そうそう、子どもの成長が遅いのは栄養不足かもしれません。
身長を伸ばす方法のひとつとして、こどもでも安心して摂取できるサプリメントがおすすめです。
好き嫌いがある・偏食・食が細い場合、こちらの記事が役に立つかもしれません。

親の負担が少ないスポーツスクールの紹介
スポーツ少年団のことはなんとなく分かって頂けたでしょうか?
- 「ちょっと大変そう」
- 「少しくらいお金が高くてもいいから保護者の役割のない所がいい」
- 「もっと設備や指導の良い所がいい」
そのように思われた方は、スポーツスクールに入るのがおすすめです。
スポーツスクールは保護者の当番もなく、良い設備、良い指導者のもと子供がのびのびとスポーツに携われるスクールです。
会費は6,000~8,000円とちょっと割高ですが、そのぶん良い環境で子供がスポーツに関われ、しかも大手企業が開催しているので安心感もあります。
また、保護者の役割もこどもの送迎くらいしかないので、保護者トラブルが少ないのも魅力。
ここでは、そんなスポーツスクールを3つ紹介します。
サッカースクール【リベルタ】
リベルタサッカースクールは全国で約1,500箇所、約20,000人のこどもが通うサッカースクールです。
スポーツ未経験のこどもや、もっとうまくなりたいといったこどもでも安心して始めることができます。
リベルタサッカースクールは「安全」「教育」「指導」の厳しい研修を受けたプロの正社員が担当し、お茶くみ当番や祝勝会などの保護者の負担になることは一切ないのも魅力です。
もちろん無料体験もできますので、サッカーに興味のあれば、ぜひ参加してみることをおすすめします。
「リベルタサッカースクール」の無料体験会へ参加
ベースボールスクール【ポルテ】
ベースボールスクールポルテは全国で約600箇所、約10,000人のこどもが通う野球教室です。
リベルタサッカースクールと同じ企業が開催しており、理念や指導方針は同じで、スポーツ未経験のこどもや、もっとうまくなりたいといったこどもでも安心して始めることができます。
もちろん、お茶くみ当番や祝勝会などの保護者の負担になることは一切ないのも魅力です。
無料体験もできますので、少年野球に興味のあれば、ぜひ参加してみることをおすすめします。
ポルテベースボールスクール」の無料体験会へ参加
バスケットボールスクール【ハーツ】
バスケットボールスクールハーツは全国で約400箇所、約6,900人のこどもが通うバスケットボールスクールです。
定期的な指導研修を受講した指導員による的確な指導で、よりバスケットボールの技術向上や運動能力の向上を見込めます。
こどもの自立心、協調性、マナー、礼儀、コミュニケーション能力なども身に付くので、バスケットボールに興味があればぜひ目を通してみてください。
もちろん、お茶くみ当番などの保護者の負担になることは一切なし。
無料体験もできます。
「ハーツバスケットボールスクール」の無料体験会へ参加