高校受験や大学受験を控えたみなさま、こんにちは。
キミたちは高校や大学の試験に向けて、どんな勉強をしていますか?
- 参考書を買って解いてる
- CD-Rやアプリを使ってPCで勉強してる
- 赤本を解いている
なるほどなるほど。
確かにそれはとても素晴らしい勉強法ですが、教科書もしっかりと使ってあげてください。
実は高校や大学の入試は「教科書を徹底的に勉強することで合格することができる」と言われています。
今回は、教科書で勉強する方法を学んでいきましょう!
教科書の正しい使い方

まず初めに、教科書の正しい使い方を学んでください。
実は「勉強できない人の教科書の使い方」というものがあります。
これは僕が理学療法士として研修に来る学生に指導してて気づいたのですが、これから挙げる使い方を絶対にしてはいけません。
こういった使い方をしている学生の大半は勉強が出来ていない!
教科書に記入してはいけない
教科書にたくさん書き込んでいる人は、あまり勉強ができません。
- 英語のスペルの上にカタカナで読み方を書いている
- 難しい言葉の近くに辞書で引いた説明を書いている
- 数式を書いている
- 年表を書き込んでいる
このように教科書に「解説」を書き込んでいないでしょうか?
教科書は何度も読み返すもの。
そこに解説や解答を書き込出しまっては「分かっている」と勘違いしてしまいます。
教科書に書くのでなく、ノートに書きこんで勉強しましょう。
教科書にアンダーラインをひいてはいけない
教科書にアンダーラインを引いてカラフルにしている人はあまり勉強ができません。
理由はカンタン。
アンダーラインを引いたことで勉強したつもりになってしまうから。
あとは、重要な項目にアンダーラインを引いたつもりでしょうが、それも間違いです。
教科書に書かれているものは全て重要な内容なんですよ!
文部科学省のお偉いさんが、キミたちの年齢や進行具合に合わせてチェックしたものが教科書です。
そんな偉い人が作った教科書を、学ぶ側のキミたちが「重要だ・重要じゃない」などと判断するなんてお門違いです。
教科書に付箋を貼ってはいけない
教科書に付箋を貼って開きやすくしているひとはあまり勉強ができません。
付箋は、目的のページをすぐに開いたりどこに何が書いてあるか目印をつけるものですよね。
そんなものに頼っているから教科書の内容を理解できないんです。
教科書は、最初のページが優しく、徐々に難しく応用的な内容になっていきます。
つまり、普通に勉強していれば、どこに何が書いてあるかなんとなく分かるものなんです。
しっかり勉強している人は、ある公式を知りたいと思ったら「大体このあたりに書いてあったよな」と、パラパラめくってすぐに見つけることができます。
付箋に頼っていると、これができません。
つまり、教科書の内容はおろか、どこに書かれているか頭に入っていないということなんですよね。
教科書は真っ白で使え!
教科書の使い方で何を言いたいかというと、教科書は真っ白な状態で使いなさい、ということ。
教科書はノートではありません。
その教科であなたを合格に導いてくれるミチシルベです。
そんな大切なモノに、余計なことをゴチャゴチャ書かないようにしましょう。
参考書必要性は不要!教科書で十分
教科書をしっかり勉強すれば、高校も大学も受かると言いました。
でも、それだけじゃちょっと不安…というのもわかります。
だから参考書を買おうかな?と考えがちですが、それもちょっと待ちましょう。
参考書は「教科書の内容をさらに深く記載した書物」の事を言います。
教科書では学べない応用的な内容やテスト対策が載っているので、参考書自体はかなり優れています。
ただし、参考書は「教科書の延長線」にあるもの。
教科書すら理解していないキミたちが使おうなんておかしくないですか?
まずは教科書の内容をしっかり理解することから始めてみましょうよ!
教科書と参考書の違いは、ぼくのブログでも紹介していますので興味があればどうぞ
【参考書は必要ない?】教科書と参考書の違い!どちらを使うべきなの?>>>
まとめ:教科書を正しく使って正しく勉強しよう!
【教科書の正しい使い方】
- 教科書に記入してはいけない
- 教科書にアンダーラインをひいてはいけない
- 教科書に付箋を貼ってはいけない
勉強はイヤだ、と思ている人も多いと思いますが、まずは教科書だけをみっちりとやってみてください。
勉強のやり方が分からない…
という人は、本当にとりあえず教科書を最初のページからコツコツやってみてください。
ぼくが学生の頃は、教科書がボロボロになって手垢で汚れるまで読み返していましたよ。
ついでにノートの使い方も間違えている人が多いので、それもそのうち記事にしたいと思います。
それではまた!