こんにちは、理学療法士のキム兄です。
私は理学療法士という仕事をしている傍ら、子どものスポーツに関しても指導を行っています。
勉強でもスポーツでも、子供が苦手としているものってありますよね。
苦手なものをやらせようとすると
- 嫌がる
- 拒否する
- やる気がなくなる
つまり苦手意識が邪魔をして手をつけたくなくなってしまうんです。
これはスポーツをする子供にもいえることで、どんなに上手い子供にも苦手な事ってあるんですよ。
- 人前でプレーする
- 観客の前での試合
- 人前でのあいさつ
- コーチへの報告・相談
- 特定の人への苦手意識
などなど。
この「苦手」をクリアできれば、スポーツ選手としても1人の人間としてもかなり成長できるのですが、なかなか難しいみたいですね。
だから今回は、そんな子供の「苦手」をクリアするための方法をお伝えします。
親として子供の苦手克服に何ができるか、少し考えて頂けると幸いです。
子供が「苦手」と感じる理由

誰にでも苦手なものがあります。
なんで苦手だと感じるのか?というと過去の失敗体験が大本となっています。
- 昔失敗したことがある
- 誰かに笑われた
- 誰かに指摘された
- 人と違う事に気づいた
- 何度やってもできなかった
このような体験から苦手意識を持ちます。
運動だけでなく、勉強も対人関係も歌う事も、食べ物に関してもそうです。
自分が「苦手だ」と理解することで、そのものを避けるような行動をします。
要は防衛本能なんですよね。
だから「苦手を克服する」のは生半可ではありません。
もう潜在意識の問題ですから。
気合で乗り越えるなんて無理なんです。
でも、様々な苦手は克服することができます。
簡単に言うと「苦手」を「得意」にすればいいだけ。
苦手を克服するために親がすべきこと

成功体験をさせてあげよう!
子供が「苦手だ」と感じる原因の一つに、過去の失敗体験があるはずです。
- 昔失敗したことがある
- 誰かに笑われた
- 誰かに指摘された
- 人と違う事に気づいた
- 何度やってもできなかった
これを消し去らなければなりません。
逆に得意な事って
- 成功率が高い
- 褒められる
- 誰かに教えられる
- 上手い人と近いレベルだと理解した
- 簡単にできる
こんな感じだと思います。
つまり得意な事って成功体験が多いんですよね。
ということは、失敗体験が多いと「苦手だ」と思い込んでしまうんです。
だからまずは簡単な事からでもいいので、成功体験をさせてあげてください。
例えば、サッカーのシュートを打つのが苦手な子どもには、まずゴールからかなり近い位置からシュートをする練習を繰り返してください。
キーパーは親がやってもいいです。
そして、ゴールする喜びを感じさせてあげてください。
簡単な事から徐々に難しくしていき、成功体験を積み重ねることで子供の「苦手」が「得意」に代わっていきますよ!
たくさん褒めてあげよう!
親としてやってほしいのは「褒めること」
失敗してもいいので、とにかく褒めてあげてください。
チャレンジしたことを褒めてあげる事で、苦手意識が徐々に薄れていきます。
人間の行動の根底には「誰かに褒められたい」という欲があります。
そして子供が一番褒めてもらいたいと思っているのが親なんです。
子供が苦手な事に取り組んだら、子供を褒めてあげましょう!
苦手な事でもやれば褒められる、そういう経験が徐々に苦手なことに取り組む意欲へと変わっていくんです。
苦手な物に取り組み続けたら、徐々に苦手意識はなくなっていきますよ!
まとめ
苦手があるのは当たりまえす。
「苦手」は自分を守るための防衛反応。
だから無理やり苦手な物に取り組ませてもダメです。
成功体験を与え、褒めてあげることで苦手が徐々に克服されていきます。
苦手なものも、親の行動1つで克服できると思っています。
子供の苦手な事を、前向きに捉えて、良く褒めてあげてくださいね!