1万人のストーリー PR

夢やぶれた元エンジニア “ずーしみ”が向かう先

No24ずーしみ
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人それぞれ『今』にいたるまでには、きっと何かしらの「きっかけ」や「出会い」があったはず。

たとえば高校進学時には親のすすめにうながされたり、尊敬する先生に憧れて教師になる道を選んだり…。

こういった、自分にとって重要な「きっかけ」や「出会い」のことを、大人たちは『人生のターニングポイント』と呼んでいます。

新しくなったミラブロメディアでは、この『ターニングポイント』にフォーカスし、たくさんの人の生き方や働き方・活動について取り上げることにしました。

その目標は、なんと1万人
ミラブロではこれを『#1万人のストーリー』と名付けました。

 

今回ご紹介するのは電機メーカーで働くかたわら、なんと保育士の試験に向けて勉強中だという、ずーしみ(@aka_tano_yuru)さん。

元エンジニアの彼女がなぜ保育士を目指しているのかも気になるところですが、まずは現在のお仕事についてもくわしく聞いていきましょ〜!

るいるい
るいるい
それでは、ずーしみ@やりたいように生きるさんよろしくお願いします!
ずーしみ
ずーしみ
フルネームでありがとうございます(笑)

よろしくお願いします^^

ヤギさん
ヤギさん
名前が直球やな〜

#1万人のストーリー File No.24 ずーしみ

ーー今はどんなお仕事をしていますか?

総合電機メーカーの、広報担当をしています。

 

ーー具体的なお仕事内容を教えてください。

最先端の研究成果を、分かりやすくくだいて原稿げんこうにして、新聞記者さんやTV局、はたまた広く一般の方に伝える仕事です。

るいるい
るいるい
難しい用語をなるべく使わず、分かりやすい言葉で伝えるって大変ですよね、きっと・・
ずーしみ
ずーしみ
専門用語ばっかりですからね・・すばらしい研究をみなさんに知ってもらうために、がんばっています

ーーそのお仕事はどんな時にやりがいを感じますか?

世間からの反応がよく、たくさん記事にしていただいたり、問い合わせが相次あいついだりしたときです。

それと、研究者さんから感謝されたときです。

ヤギさん
ヤギさん
みんなの目に触れることで、製品化につながったり、資金がさらに集まって研究が深まったりするメェ〜〜

 

ーー過去にはどんなお仕事をされていましたか?

大学院で小惑星探査機しょうわくせいたんさきはやぶさのデータ解析かいせきエンジニアとして総合電機メーカーに入社。通信システムの設計→1人目の育休明けから、広報担当に。

るいるい
るいるい
「はやぶさ」知ってる!
エンジニアだって〜カッコいいなぁ〜

エンジニアとは

専門的な技術や知識をもった技術職のこと。
ITエンジニアや機械系エンジニアといった多くの職種があり、仕事内容や技術は様々な種類がある。

引用:BRAVE ANSWER

社会人1年目の出会いが自信をくれた

ーー今の活動にたどり着くまでに「ターニングポイント」となった「出来事」や「出会い」について教えてください

新社会人になって初めての上司との出会いです。

当時、完全に規格外きかくがいで問題行動も多かった私に、「それでいい」と言い続けてくれました。人に認められることはこんなにモチベーションに影響するものなのかと、生まれて初めての自信を感じました。

規格外きかくがいとは

標準から大きく超え出ているさま。 一般的な基準を外れているさま。 体格が大きな人物を「規格外の身長」などと表現したり、標準的な形でない野菜を「規格外野菜」と呼んだりする。

引用元:Weblio辞書

こういうやつ
るいるい
るいるい
「規格外」・・ちょっと言われてみたい(ボソッ

具体的にどんな感じで規格外だったんでしょうか?

ずーしみ
ずーしみ
例えば、メールなどで目上の人に対してもびっくりマーク!を打ちまくったり(笑)、エライ人にも意見を言いまくったり、ある意味だいぶ世間知らずでしたね・・

あ、あと有給を使ってけっこう旅行もしてました

るいるい
るいるい
今でこそ働き方の見直しがされて「休みはしっかり取りましょう!」となっているけれど、当時は当たり前ではなかったですよね〜

自分の意見を言えるのも良いことですが、社会人1年目ということを考えるとたしかに・・ずーしみさんトガって?たんですね(笑)

 

ーー今の仕事や活動をするにあたって努力したことや、身につけたスキルはありますか?

英語を勉強したり、ビジネススクールに通ったりしましたが、一番役にたっているスキルは日々の仕事生活でつちかわれた「コミュニケーションスキル」です。

周囲とのコミュニケーションを重ねられる組織は強いと思います。

ヤギさん
ヤギさん
1万人のストーリーで紹介させてもろた中でも、コミュニケーションスキルが大事って言ってる人、多いメェ〜〜

夢破れてからが勝負!

ーー今の活動は、子どもの頃に好きだったことと関連性があると思いますか?具体的なエピソードがあれば教えてください

関連性がありません。

小さな頃は、宇宙飛行士や発明家にあこがれていましたが、その夢は破れました。

ただ、だからといって人生あきらめるつもりはなく、むしろ夢破れてからが勝負だと思っています。

階段をのぼる過程も楽しんでいきます!

るいるい
るいるい
出ました、名言。

「夢破れてからが勝負」ですよ、そこの奥さん!
(自分に言ってますw

ずーしみ
ずーしみ
いのないように、楽しむ、ことを心がけています^^

趣味の領域を超えていく

ーー趣味はありますか?今後それを仕事にしたいと思いますか?

読書(勉強)、旅行、親しい友達との飲みです。

それと、今は子供との時間をとても大切にしたいと思っています。
子供が自立した頃、私の趣味はどんどん趣味の領域をこえ、仕事になってゆきます。

 

ーー今後やりたいことや目標があれば教えてください

子育てしているうちに、子供の発達心理にとても関心を持つようになりました。

今、独学で保育士試験の勉強をしています。試験が合格したら、発達障害者向け幼児教育の会社などで働きたいと思っています。

2度目のターニングポイント

るいるい
るいるい
子育てってキホン慌ただしくて、気付いたら日々が過ぎてくって感じだと思うんですけど・・(え、違う?汗)

子どもの発達心理に関心をもつようになったキッカケって何かあったんですか?

ずーしみ
ずーしみ
息子は周りと同じペースで同じことができなかったんです。例えば、おはしで食べるとか。保育園での身支度もいつも戸惑っていたそうです。

その上、自分の思いを周りに言うこともできず。。

いつの間にか、やろうともせず「できない、できない」と連発するようになって、どうしようかとかなり悩んだ時期がありました。

るいるい
るいるい
成長は人それぞれとはいえ、自分の子どものことになるとやっぱり気になりますよね。
ずーしみ
ずーしみ
はい、それで市の発達相談で調べてもらったんです。

そうしたら「視覚優位」で、耳で情報を聞き取る力が弱いという個性があると分かりました。

るいるい
るいるい
言葉よりも映像でものごとを考えたり理解したりするのが「視覚優位」ですよね。

視覚的に全体をイメージできるから、一度にたくさんの情報を処理する能力もあると聞いたことがあります。

ずーしみ
ずーしみ
その特性を知った後の保育園の先生の対応が素晴らしくて・・
視覚優位だと分かったとたん、身支度などを全て写真で伝えるようにしてくれて、一気にできることが増えました。

さらに保育園の先生のすすめもあって、「自信をつけさせよう!」と4歳の頃まだお友達が誰もやってなかったサッカーを始めました。

るいるい
るいるい
方法を変えることで、できるようになることって大人にもありますよね。できないんじゃなくてアプローチが合わなかっただけ。
ずーしみ
ずーしみ
息子もどんどん自信がついて、今(7歳)では好奇心たっぷりの男の子に育っています。
息子さんのノート「母さんの帰りを待っている間に書いた、最近思った不思議なこと」だそうです(左から右に読んでね)

 

るいるい
るいるい
ずーしみさんのお子さん、天才かもしれない・・

お子さんの成長や個性にしっかり向き合ったこと、
特性に対して適切な手立てをしてくれた保育園の先生との出会い、
そこから発達心理に関心をもつようになったんですね

ずーしみ
ずーしみ
今の仕事はいずれ辞めることになりますが、自分に正直にチャレンジしたいと思っています。

嵐・大野くん風に言うと・・「違う景色が見てみたい」んです。

 

ヤギさん
ヤギさん
もうすぐ試験なんやて。

関心のあることやから勉強も楽しくがんばれるんやなぁ〜〜

 

ーー読者(悩める中高生)へのメッセージをお願いします!

今、楽しいと思うことに全力でのぞんでください!
そして、いくつもの点と点がいつかつながると信じてくださいね。

もし今、心から楽しいと思うことに出会えてなければ、とにかくたくさんの本を読んではいかがでしょうか!

 

編集後記

バリバリ仕事をしてキャリアを積みながらも、これまでとは全く違う分野に挑戦しているずーしみさん。

関心のあることに対してどこまでもどん欲な姿は、研究者や発明家ともダブります。

夢破れたとしても、その「職業の人」になれなかっただけで、自分があこがれる人に近づくことは何歳からだってできるんですよね。

ずーしみさんのように、大人になってからでも、結婚後や子どもができた後でも、やりたい事が見つかったり夢が変わったりするのはよくある事です。

ターニングポイントはいつ来るか分からない。

いつか自分の「好き」が見つかったときに、挑戦する勇気即行動する意識を子どものうちから身につけておくといいのかもしれません。

筆者:るいるい

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では、次回もおたのしみに〜!!

ヤギ
ヤギ
最後まで読んでくれて、おおきに〜♪

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