自分のやりたいことを好きなことから見つける…
それはとても簡単であり、我がミラブロも『好き』から将来の進むべき道を探そう!という話を何度かしてきました。

でも、逆に好きな事から探す難しさもあります。
好きだからこそ、仕事にしたくないと考えている人もいるかもしれません。
また、好きな事だけから将来の道を探そうとすると、せっかく無限にある未来の視野を狭めてしまう恐れがあります。
それではもったいない。
だからいったん立ち止まって、キミが『嫌い』と思っていることからも将来の道を探してみてはいかがでしょうか。
え?
嫌いなことを仕事にするのはイヤだって?
大丈夫。
『嫌いな事』も、しっかりと理由を紐解いていけば『好き』に早変わりしてしまいます。
『好き』と『嫌い』の本質は同じ

なぜ人は『嫌い』なものがあるんでしょうか。
それを知るために1つ質問をします。
【question!】
- あなたは『ラトビア』が好きですか?
たくさんの『?』が頭の上に出ていると思いますが、ラトビアとは北欧の国で『ラトビア共和国』という人口200万人ほどの小さな国です。食べ物じゃないですよ。
たぶん、答えは『分からない』だと思います。
当然です。だって知らないんだもん。
つまり人が『好き』か『嫌い』を判断するためには、その物を知らなければならないんですね。
例えば、キミは英語が嫌いだったとしますが、生まれてからずっと英語が嫌いだったわけではないんです。
最初は先ほどのラトビアのように、英語を知らないわけですから好きも嫌いもないワケ。
で、多くの人は最初は英語が『好き』なはず。
- 英語が書けた
- 英語が喋れた
- 誰かに伝わった
でもある過程で、キミは英語を嫌いになってしまった。
理由はたくさんあると思います。
でも『嫌い』になるためには英語というものをある程度理解できていないと嫌いになれない、というのはなんとなくわかりますか?
『嫌い』と判断するためには、それなりの知識と経験が必要なんです。
『嫌い』だからこそそこにチャンスが潜んでいる
キミが『嫌い』と思ったことは、同じような理由で嫌いになった人も大勢います。
そして、多くの人は『嫌い』なものに見向きもしません。
せっかく嫌いと思えるだけの知識と経験があるのに。
それを逆手に取れば、そこにチャンスが生まれます。
英語が嫌いなのであれば、なんで自分は英語が嫌いなのか?どうしたら英語の勉強をしようと思えるのかを考えてみてください。
そして、それがビジネスチャンスになるかもしれません。
例えば、勉強が嫌いだからこそ、勉強嫌いの子供の気持ちが分かるので塾講師に向いている…かもしれません。
実際にぼくも勉強は大嫌いでしたが、医学の勉強をしてみたら大ハマりしました。
高校では英語や数学で0点も取った事があるのですが、大学ではクラスで一番でした。
何が起こるか分かりませんよ、実際。
そんなキミや僕と同じように、英語(というか勉強)が大の苦手だった元ミラブロメンバー「やまびこ氏」が英語の勉強について本気で書いた記事がこちらになります。

ぜひ読んでみてね!
『嫌い』だからこそやってみよう

『好き』も『嫌い』もキミの潜在意識の中では『興味が向いている』ということにほかなりません。
『好き』の反対語が『嫌い』だと思っていませんか?
『好き』の反対語は『無関心』です。
『無関心』なものはキミの将来に何も良い結果をもたらさないと思います。
『好き』だけじゃなく『嫌い』の声も聴いてください。
それだけでキミの未来の視野は格段に広がっていきますよ。
嫌いを逆手に取るために必要な事
嫌いを逆手にとって将来の仕事にするには、それが「なぜ嫌いか」を考えていきます。
たぶん「嫌い」から生まれた商品やサービスってたくさんあると思うんですよ。
- 虫が嫌い→ブラックキャップ・虫コナーズ
- 料理が嫌い→ヨシケイ
- 英語の勉強が嫌い→スピードラーニング
- 運動が嫌い→アブトロニック
- タバコが嫌い→電子タバコ
これらは、「嫌い」から生まれた商品やサービスです。
あなたの嫌いも何かの役に立たせることができるかもしれませんよ。
そして、それを進路に役立てることもできると思います。
歯医者が嫌いだから歯科医になるという選択肢、アリだと思います!
高校・大学の進路が決まらない時の対処法
進路に悩む人は、進路の軸や方向性が定まっていないことが原因。
自分は〇〇になりたいという明確な目標があれば、それに見合った進学先を決めれば良いのですが、それがないから進路が決まらないんです。
進路って、自分の人生を決めるひとつのターニングポイントになるので、そうそう適当に決められないんですよね。
「好き」や「嫌い」を基準にしても、やっぱり進路が決まらなかった時の対処法を以下に記します。
【中学生】高校受験はとりあえず普通科に進学する
中学生の高校受験の再、将来やることが決まってなければ、とりあえず進学しましょう。
そして、先行する科は「普通科」を選びます。
普通科は、中学の延長として数学や英語などの一般教養を学んでいく学科で、基礎学力の向上を見込めます。
専門的な知識は学ぶことが出来ませんが、普通科に進むことで高校なら3年間、進路を決める猶予ができるんです。
将来やりたいことがあるなら、専門学科(商業科、工業科、体育科など)に進むのが良いのですが、特に決まってなければ普通科が良いと思います。
そのまま大学にも進学できますし。
大学受験は最も興味のある科を受験する
大学受験の時期になっても、進路が決まらない場合、自分の一番興味のある分野に進みましょう。
「よく知っている」「興味がある」「詳しい」「好き」いろいろあると思います。
大学では、自分の「好き」のスキルを上げるために進学するのがいいと思います。
主な分野は以下の通りです。
- 法学部法律学科
- 法学部政治学科
- 経済学部
- 経営学部
- 社会学部
- 観光学部
- 国際文化学部
- 文学部
- 外国語学部
- 教育学部
- 社会福祉学部
- 家政学部
- 芸術学部
- 体育学部
- 健康科学部
- 理学部
- 工学部
- 農学部
- 水産学部
- 獣医学部
- 医学部
- 歯学部
- 薬学部
- 看護学部
なんか好きそうなのありましたか?
僕だったら将来やりたいことが決まってないなら、経営学部か医学部を狙いますね。
興味はあるので。
また、どうしても将来の夢やなりたい職業が無い場合は、将来働いたときに貰えるお金で選んでもいと思います。
次の項目で説明します。
就職はお金や休みで選ぶ
どうしても将来の夢やなりたい職業が無く、進学するまでもない場合は、就職を選ぶこととなります。
好きじゃなくても、とりあえずお金を稼いでおこう的な考えでも良いと思います。
お金は大事ですし、大学に行かずに働いた場合、4年間で1000万円以上も稼ぐことができるので、その分貯金のアドバンテージができます。
また、どうせ好きじゃない事で働くなら、給料で選んでも良いと思います。
- 電気・ガス・熱供給・水道業:871万円
- 金融業、保険業:809万円
- 情報通信業:667万円
- 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業:636万円
- 製造業:597万円
ちなみに、休みの多い職業ランキングは以下の通り。
- 情報通信業、学術研究、専門・技術サービス業:118.8日
- 金融業、保険業:118.4日
- 電気・ガス・熱供給・水道業:116.8日
- 教育、学習支援業112.7日
さぁ、どこに勤めたいですか?
逆に、給料の高い仕事・休みの多い仕事を狙って大学に進むという手もあります。
まとめ:進路の決め方は嫌いな物から考えてみると良いかも
進路が決まらない場合、自分の嫌いな物から考えてみると、思いがけない進路先が思い浮かぶかもしれません。
好きなことで生きていくのは素晴らしいことですが、全ての人がそうではありません。
「嫌よ嫌よも好きの内」と言いますが、嫌いな事にも目を向けてみると良いかもしれませんよ。
勉強が苦手!勉強に集中できない悩みありますか?
私たちミラブロは「好きな事を仕事にして楽しんでほしい!」と思う反面、「基礎的な知識はあったほうが良い」と考えています。
その為には、毎日の学習の積み重ねが大切なのですが、「集中できない」「頭に入っていかない」という悩みもよく聞きます。
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