こんにちは、理学療法士のキム兄です。
私は理学療法士という仕事をしている傍ら、子どものスポーツに関しても指導を行っています。
野球には9つのポジションがあり、それぞれ必要な能力、性格があります。
- 自分の適性のポジションが分からない
- ポジションの役割がよくわからない
- そのポジションに適した練習方法が分からない
そんな悩みを解決します。
野球のポジションによって必要な能力や性格を簡単に分類しました。
参考程度になりますが、自分の子供のポジション選びの参考にしてみてください。
少年野球のポジションを上手い順に並べてみた
少年野球のポジションを上手い順に並べてみました。
野球の上手い子は、たいていこのポジションに振り分けられます。
ちなみに、少年野球(小学生)に限りますので、中学生以上はまた少し変わってきますのでご注意ください。
- ショート
- ピッチャー
- キャッチャー
- セカンド
- サード
- センター
- ファースト
- レフト
- ライト
これを踏まえたうえで、ポジションの解説をしていきますので目当てのポジションの解説をお読みください。
なお、解説は上手い順でなく、ポジション番号順に並べています。
野球のポジションの特徴
ピッチャー
ピッチャーは野球の花形的ポジションです。
ピッチャーの良し悪しでチームの強さの半分以上が決まるという重要なポジションなので、責任感と忍耐力と身体能力の高さが求められます。
ピッチャーの主な役割は、バッターを抑え試合を進めることです。
ピッチャーには相手打者に立ち向かっていく精神力の持ち主や、負けん気の強さが求められます。
- 背が高い
- 負けず嫌い
- 目立ちたがり屋
- 素直
キャッチャー
キャッチャーは、全ポジションの中で唯一、全体を見渡せるので、試合の流れを見ながら守備位置の変更などを行う守備の要です。
さらに、ピッチャーをリードし、試合を有利に展開することも重要な仕事になります。
野球をよく知り、チームメイトをよく知っておく必要がある、かなり難しいポジションになります。
キャッチャーには冷静な判断をもっていることが求められます。
- リーダー的
- 緊張しない
- 気遣いがうまい
- 勉強ができる
ファースト
ファーストは、キャッチャーを除くと、最もボールをキャッチする回数の多いポジションです。
内野手の送球を受けることでアウトにできるため、上手なグラブさばきと高身長が求められます。
ファーストには高い身長と、どんな球でもキャッチできる上手いグラブさばきが必要になります。
- 高身長
- 体が大きい
- 足が速くない
- 力がある
セカンド
セカンドは内野ゴロの頻度も高く、細かいプレーも多いのでかなり繊細な動きが必要になります。
外野に飛んだボールの中継や、ファーストのカバーやダブルプレーの処理など、けっこう頭を使うポジションです。
また、守備範囲も広くないと困るので機敏に動く必要があり、かなり運動量の多いポジションと言えます。
セカンドには状況に応じたおうれーの判断と、機敏な動きが求められます。
- 守備が上手い
- 足が速い
- 判断力がある
- 周囲に気を配れる
サード
サードには、強い打球が飛んできやすく、度胸が必要なポジションです。
できれば体の大きな子がよく、体全体を使ってボールを止めてアウトにする役割を担っています。
同時に打力も求められるので、守備だけよければ良いというわけでもありません。
サードには強い打球にも怖がらない、強い肉体と度胸が求められます。
- ボールを怖がらない
- 肩が強い
- バッティングが得意
- 周囲を見回せる
ショート
ショートは内野手の中で最も目立ち、最も打球処理をする頻度の高いポジションです。
守備範囲はもちろん、グラブさばきや肩の強さなど、高いレベルの能力が必要となります。
ショートには、高い運動能力と瞬発力、肩の強さが求められます。
ちなみに、私の中学の時のポジションはショートでしたが、途中から外野にコンバートしました。
- 守備が上手い
- 足が速い
- 判断力がある
- 肩が強い
レフト
レフトには大きな打球が飛んでくることが多く、守備範囲も広めに守ることが多いです。
少年野球では右打者の割合が多いので、ボールを補給する頻度はかなり多いと思います。
ポジション的にも、打者が走っている姿をとらえやすいのでしっかりと2塁に投げたり、バックホームをしたりと強い方も必要となります。
また、強打者もレフトに多いです。
レフトにはフライを確実に補給し、走者を見ながら送球できる広い視野が必要になります。
- フライの捕球が上手い
- まわりを見渡せる
- 判断力がある
- 肩は弱くても良い
センター
センターは外野手の中で、最も広い守備範囲が必要です。
また、レフトとライトの動きを見ながらどの程度カバーすべきか判断する判断力や声掛けの能力も必要です。
いわばセンターは外野手の司令塔です。
センターには広い範囲を動ける高い走力と判断力、肩の強さが求められます。
- 視野が広い
- 足が速い
- 守備範囲が広い
- 声が掛けられる
ライト
ライトは外野手の中で最も肩の強い子が守ります。
チーム一番の強権がライトを守ります。
昔はチームでヘタな子がライトを守ることが多かったのですが、今は全然違います。
ライトの守備によって、チーム力がグンと変わってくることも珍しくありません。
ライトには強い肩が必要です。
- 肩が強い
- 捕球が上手い
- コントロールがある
子供が上手くなる練習方法
子どもの練習方法は、細かい技術練習は不要です。
大まかな練習を繰り返すことで、上手になっていきます。
守備練習
- キャッチボール
- 遠投
- シートノック
守備練習は特にキャッチボールで胸にボールが投げられるように繰り返し練習することがおすすめです。
まずこの基礎を叩きこむことで、アウトを取りやすくなります。
慣れてきたら遠投で遠い距離の目標を狙って投げられるようにし、シートノックで様々な打球を捕球できるようにします。
少年野球の守備練習はこの3つだけで十分。
打撃練習
- トスバッティング
- ハーフバッティング
- シャドースイング
打撃練習は力強く遠くに飛ばす練習は不要で、うまくバットに当てる練習を重点的に行うべきです。
少年野球のボールなんか、バットに当たれば軽く飛んでいきます。
どれだけ芯に当てられるか?が基本となるので、トスバッティングやハーフバッティングでその感覚を掴むべきです。
あとはシャドースイング(素振り)も重要。
シャドースイングは、相手ピッチャーを想像し、どのコースにどんな球が来るのか?までをイメージしながら素振りをするイメージトレーニングです。
これをすることでイメージの中で良い打撃を想像できるので、実際に良い成績を残すことが出来るので少年野球では非常に有効な練習となります。

まとめ:子供に合ったポジションは?
子どもに合ったポジションは、その子の能力や性格によって適性が変わってきます。
しかし、一番大切にしてほしいのは子供がやりたいと言ったポジションをやらせてみることです。
ピッチャーをやりたいという子に「あなたは球が遅いし、背も低いからセカンドにしなさい」と言ってはいけません。
子どもがなんで野球をやりたいのかをもう一度考えてください。
「野球がやりたい」と「ピッチャーがやりたい」は同じではないんです。
子どもの意見を尊重してあげてくださいね。
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