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【保護者向け】中高生へのお金の教育ってどうしたらいいの?

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みなさんこんにちは!まる◎(@SNS_mk)です。

前編に引き続き、「お子さんのお金の教育」について、金持ち父さんこと菅井敏之さんのインタビューをお届けします。

子供のお金の教育方法は?〜子どものマネーリテラシーを高めよう〜今回のミラブロでは、メガバンクの元支店長でありながら『金の卵を産むニワトリを持ちなさい』『お金が貯まるのは、どっち!?』など数々の著書を出版されている、お金の専門家・菅井敏之さんに『子どもの頃からマネーリテラシーを高めるには?!』というテーマでいくつか質問をしてきました!...
インタビューは、菅井さんが田園調布で経営されているカフェ『SUGER COFFEE(スジェールコーヒー)』にて

ぜひ最後までお付き合いいただけますとうれしいです。

『お金を増やす』意識づけは、子どもの頃から必要?

前編では、お子さんの基本的な金銭教育はどのような思考で、どんなことから伝えたらよいのかをうかがいました。

まる◎
まる◎
ところで、菅井さん。
私自身は最近になってようやく資産運用に興味を持ち始めたのですが、この「お金を増やす」視点を子どものころから意識づけることってできるんですか?
菅井さん
菅井さん
そういうのは、最後でいい。(きっぱり)
まる◎
まる◎
最後・・・ですか???
菅井さん
菅井さん
資産には、「金融資産」や「収入つきの不動産」と、もうひとつ大事なものがあるんだけど何だと思う?
まる◎
まる◎
菅井さんと言えば、ザ・不動産投資家!ですね。
もうひとつの資産・・・何でしょう?
菅井さん
菅井さん
それは、「自分自身」だよ。

まずは「自分自身への投資」に意識を向けよう

菅井さん
菅井さん
具体的には「ビジネススキル」や「ノウハウ」。「信用力」「行動力」「知識」「健康」を高めることだね。
まる◎
まる◎
最新刊の「あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30」では、『4つの徳』や『ビジネス力』を身につけることが大切と書かれていましたね。

《 4つの徳 》

人脈 情報
勉強 健康

まる◎
まる◎
では、いわゆる「株」や「投資信託」のような“資産運用”の話をするのは、自分自身の価値を高めたあと、ということでしょうか。
菅井さん
菅井さん
やらないよりはやったほうがいいかもしれないけど、優先順位は全然高いと思わないなぁ。
まる◎
まる◎
私自身「学校でももっとお金の教育をやってくれたらいいのに」と思っていたので、まずは親である私たち自身の意識改革が必要な気がしてきました。
菅井さん
菅井さん
それから、稼ぐ力と管理する力を小さいうちからトレーニングさせるといいよ!
まる◎
まる◎
前回お話しいただいた「家庭の中でビジネス筋をつける」というお話にも繋がりますね。

子どもの頃からオーナー感覚を身につける親子の会話とは

菅井さん
菅井さん
たとえば、家族で外食にでかけた時の待ち時間で、こんな会話をしてみるとかね。
  • ウェイターさんの仕事は、時給がいくらだと思う?
    ⇒時給1000円くらい?じゃあ一日にどれくらい稼げるんだろうね。
  • 働いている人の中で、誰が一番儲かってると思う?
    (調理してる人?店長?もしくは・・・)
    ⇒お店だって家賃を払ってるから、じつは大家さんが一番儲かっているのかも!?
  • スタッフは◯人働いていて、1人につきだいたい***円食べる。
    ⇒そうすると一日にどれくらいの売り上げになるんだろうね
菅井さん
菅井さん
こうやってオーナー感覚を身につけて、まずは稼ぐ人になる。
まる◎
まる◎
雇われる側ではなく、雇う側の感覚!!
本でいうところの、まさにこの部分ですね!

<引用>
大金持ちが意識して子どもに教育しているもっとも大切なことがあります。
それは、お給料をもらう側ではなく、支払う側の発想を身につけさせるということ。

あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30」より

まる◎
まる◎
ほかに「4つの貯金箱」や「増やせる人のおこづかい帳」などは、わが家でも取り入れてみたいと思いました!

学生の若手起業家が増えていることについてどう思いますか?

まる◎
まる◎
オーナー教育といえば、最近は大学生や高校生の若手起業家が増えていますが、このことについてどう思いますか?
菅井さん
菅井さん
いいんじゃない?
社会性溢れる「人の役に立ちたい」若者が増えたのは、素晴らしいことだよね。

やりたいことが見つからない子はどうしたらいいの?

まる◎
まる◎
今や学生起業家も当たり前のような時代になっていますもんね。
その一方で「起業したい」という気持ちだけがあって、具体的には何をやりたいか分からない人が多い印象もあります。

そういう人たちは、まず何をしたらいいと思われますか?

菅井さん
菅井さん
やりたいことが見つからないのであれば、まずは今期待されてることを一生懸命やればいい!
まる◎
まる◎
やりたいことよりできること!ですね。
菅井さん
菅井さん
やりたいことが見つからないという多くの人は、30歳・40歳になっても見つからないことがある。自分の時だって、何したいかなんてわからなかったよ。
まる◎
まる◎
菅井さんもですか?!
菅井さん
菅井さん
銀行の仕事をしている中で、人の話を親身になって聞いている時間が楽しいと思えるようになって。
それが今、このカフェで時々やっている個別相談にもつながるんだよね。
まる◎
まる◎
できることを続けた先に、それまでの経験を活かした「やりたいこと」が見えてきたんですね〜。
菅井さん
菅井さん
そうそう。
まる◎
まる◎
ちなみに、高校生や就活前の人たちは「今期待されていること」それ自体がなにか分からなかったりするのかなと思うのですが・・・?
菅井さん
菅井さん
それなら、自分で目標や目的をもつことが大事だね。
ビジネススキルを身につけるためのシナリオをまずは自分でつくってみて、そこから逆算していくのがいいんじゃないかな。

ライフプランをたてて、今やるべきことを知ろう

まる◎
まる◎
保護者向けのインタビューのつもりが、いつの間にか学生目線になってました!普段ミラブロは、中高生に向けて発信しているので、つい・・・。
菅井さん
菅井さん
これは学生でも大人でも同じで、本では「ライフプランを立てましょう」といっているんだよね。
長い視点で、10年後20年後のあるべき姿、期待する姿から逆算して今を考えるのは、すごく大事。
まる◎
まる◎
菅井さんの過去のご著書にもライフプラン表が巻末にありましたね!
家計管理にはもちろん、高校生・大学生くらいならまさに「人生設計」するためにもおすすめということですね。
菅井さん
菅井さん
あと、中高生の親御さんなら、実際に現金を机に置いて話すのもいいよ。
まる◎
まる◎
リアルに現金を見せちゃうんですか?!斬新・・・
毎月の使途を家族で話し合おう
菅井さん
菅井さん
よく「子供に心配させたくない」と、子どもに対して見栄をはる人がいるけど、実際のお金がいくらあって、月に使うお金がいくらで、進学にいくらかかるなど見えるほうが、しっかり子どもに伝わるんだよ。
まる◎
まる◎
言われてみれば、わが家も無意識に子どもに見栄をはっていますね。
菅井さん
菅井さん
その結果、奨学金に頼って大学行かせたりする人も多いけど、奨学金のほとんどは「借金」だからね。

子供に「借金」を背負わせることにならないように、家族でしっかりお金の使いみちを話し合ったり、ライフプランを立てたりすることが大事なんだよね。

まる◎
まる◎
家や車のローンもあったら、尚更それ以上の借金は増やしたくないですね・・・
菅井さん
菅井さん
あとはとにかく、自立させることだよね。
たとえば「受験」を出口に設定してしまうと、そこで失敗した時に立ち直れないじゃない?

でも自立させることにこだわって子どもと接していれば、もし受験で失敗してもただの通過点と考えることができるはず。

まる◎
まる◎
おっしゃるとおりですね。夢中になって育児をしていると、ついつい目先の結果に惑わされがち。
わが家も「自立させること」にこだわって、しっかり3人の育児を完遂させたいと思います!

菅井さん、今日はどうもありがとうございました。

編集後記

みなさん、全2回にわたる菅井敏之さんのインタビューはいかがでしたか?

菅井さんの最新刊「あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30」には、AI社会でも「稼げる人」になるための知恵袋や、子どもの挫折や弱点を伸びしろに変える“親のシキコブ力”の高め方など、今回のインタビューでは時間の都合で触れることのできなかった『知恵』が満載です。

大切なわが子がこれからの未来を生き抜くために、まずは親である私たちがアップデートする必要があると強く感じた時間になりました。

子供のお金の教育方法は?〜子どものマネーリテラシーを高めよう〜今回のミラブロでは、メガバンクの元支店長でありながら『金の卵を産むニワトリを持ちなさい』『お金が貯まるのは、どっち!?』など数々の著書を出版されている、お金の専門家・菅井敏之さんに『子どもの頃からマネーリテラシーを高めるには?!』というテーマでいくつか質問をしてきました!...

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1月25日に菅井敏之さんの新刊
【あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30】が発売されました!
これを読んで、まずは親である私たちが「お金」の知識を身につけましょう!

プロフィール

菅井敏之 すがい・としゆき
(お金の専門家、元メガバンク支店長、現不動産オーナー、学習院大学さくらアカデミー講師)

1960年山形生まれ。
1983年、学習院大学卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。
個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事する。
2003年には金沢八景支店長(横浜)に、2005年には中野支店長(東京)に就任。
48才のときに銀行を退職。

その後、起業し、アパート経営に力を入れる。
複数のアパートオーナーとして、毎年安定した不動産収入がある。
また、2012年には東京の田園調布に『SUGER COFFEE』をオープンし、人気のカフェとなった。

銀行員としてのお金を「貸す側」、不動産投資家としてのお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることで、大きな資産を築くことに成功。

資産形成のための銀行の活用法や住宅、保険の選択方法には定評があり、講演やセミナーでも全国で一躍人気講師に。

著書『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム)は40万部を突破し
2015年オリコンランキングビジネス書部門第1位を獲得。

アイキャッチの担当
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