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みなさんこんにちは!まる◎(@SNS_mk)です。
前編に引き続き、「お子さんのお金の教育」について、金持ち父さんこと菅井敏之さんのインタビューをお届けします。


ぜひ最後までお付き合いいただけますとうれしいです。
『お金を増やす』意識づけは、子どもの頃から必要?
※前編では、お子さんの基本的な金銭教育はどのような思考で、どんなことから伝えたらよいのかをうかがいました。
私自身は最近になってようやく資産運用に興味を持ち始めたのですが、この「お金を増やす」視点を子どものころから意識づけることってできるんですか?
もうひとつの資産・・・何でしょう?
まずは「自分自身への投資」に意識を向けよう
人脈 情報
勉強 健康
子どもの頃からオーナー感覚を身につける親子の会話とは
- ウェイターさんの仕事は、時給がいくらだと思う?
⇒時給1000円くらい?じゃあ一日にどれくらい稼げるんだろうね。 - 働いている人の中で、誰が一番儲かってると思う?
(調理してる人?店長?もしくは・・・)
⇒お店だって家賃を払ってるから、じつは大家さんが一番儲かっているのかも!? - スタッフは◯人働いていて、1人につきだいたい***円食べる。
⇒そうすると一日にどれくらいの売り上げになるんだろうね
本でいうところの、まさにこの部分ですね!
<引用>
大金持ちが意識して子どもに教育しているもっとも大切なことがあります。
それは、お給料をもらう側ではなく、支払う側の発想を身につけさせるということ。
学生の若手起業家が増えていることについてどう思いますか?
社会性溢れる「人の役に立ちたい」若者が増えたのは、素晴らしいことだよね。
やりたいことが見つからない子はどうしたらいいの?

その一方で「起業したい」という気持ちだけがあって、具体的には何をやりたいか分からない人が多い印象もあります。
そういう人たちは、まず何をしたらいいと思われますか?
それが今、このカフェで時々やっている個別相談にもつながるんだよね。
ビジネススキルを身につけるためのシナリオをまずは自分でつくってみて、そこから逆算していくのがいいんじゃないかな。
ライフプランをたてて、今やるべきことを知ろう

長い視点で、10年後20年後のあるべき姿、期待する姿から逆算して今を考えるのは、すごく大事。
家計管理にはもちろん、高校生・大学生くらいならまさに「人生設計」するためにもおすすめということですね。

子供に「借金」を背負わせることにならないように、家族でしっかりお金の使いみちを話し合ったり、ライフプランを立てたりすることが大事なんだよね。
たとえば「受験」を出口に設定してしまうと、そこで失敗した時に立ち直れないじゃない?
でも自立させることにこだわって子どもと接していれば、もし受験で失敗してもただの通過点と考えることができるはず。
わが家も「自立させること」にこだわって、しっかり3人の育児を完遂させたいと思います!
菅井さん、今日はどうもありがとうございました。
編集後記
みなさん、全2回にわたる菅井敏之さんのインタビューはいかがでしたか?
菅井さんの最新刊「あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30」には、AI社会でも「稼げる人」になるための知恵袋や、子どもの挫折や弱点を伸びしろに変える“親のシキコブ力”の高め方など、今回のインタビューでは時間の都合で触れることのできなかった『知恵』が満載です。
大切なわが子がこれからの未来を生き抜くために、まずは親である私たちがアップデートする必要があると強く感じた時間になりました。

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\絶賛発売中/
1月25日に菅井敏之さんの新刊
【あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30】が発売されました!
これを読んで、まずは親である私たちが「お金」の知識を身につけましょう!
菅井敏之 すがい・としゆき
(お金の専門家、元メガバンク支店長、現不動産オーナー、学習院大学さくらアカデミー講師)
1960年山形生まれ。
1983年、学習院大学卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。
個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事する。
2003年には金沢八景支店長(横浜)に、2005年には中野支店長(東京)に就任。
48才のときに銀行を退職。
その後、起業し、アパート経営に力を入れる。
複数のアパートオーナーとして、毎年安定した不動産収入がある。
また、2012年には東京の田園調布に『SUGER COFFEE』をオープンし、人気のカフェとなった。
銀行員としてのお金を「貸す側」、不動産投資家としてのお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることで、大きな資産を築くことに成功。
資産形成のための銀行の活用法や住宅、保険の選択方法には定評があり、講演やセミナーでも全国で一躍人気講師に。
著書『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム)は40万部を突破し
2015年オリコンランキングビジネス書部門第1位を獲得。